ホテルの日中の楽しみがバルコニーとすれば、夜の楽しみはバスタイムである。私が利用した客室には、大きな窓から外の景色が眺められる、いわゆるビューバスが備わっていた。お湯に浸かりながら間近の観覧車が描く光の花模様を見ているだけで、瞬く間に時間が過ぎていきそうだ。湯を溜める前、あることを思い出して、ルームサービスのメニューを調べてみた。すると、見つかった。探していたもの、それは「リトル・ラグジュアリーズ
お風呂の「小さな贅沢」... の続きを読む
列車を使う旅で面倒なのは、目的地まで直行便がない場合である。たとえば新幹線で途中まで行き、次に私鉄に乗り換えなければならないというようなケースがある。重い荷物を持って乗り換えるのは、じつに面倒だ。そんなときに便利なのが、高速バスだ。電車などでは直行で行けない地区間を走る高速バスは意外に多く、これを利用すれば、目的地まで眠ったままで着いてしまう。なかには、寝台特急で直行できるが、高速バスのほうが時間
高速バスはここが便利... の続きを読む
少しほろ酔い気分で、私は隣の神戸ファッションプラザの探索に出かけた。外は雨降りだが、雨に濡れずに行けるようになっているのだ。同プラザにはさまざまな店舗やシネマ・コンプレックスのほか、ファッション美術館と、それに付随しての図書室などが入っていた。その図書室をぶらついてみた。蔵書数が約三万冊と多いのに驚いた。ことに洋書が充実している。閲覧者も結構いらっしゃる。興味を引かれた洋書を何冊か眺め、ビールの酔
レイトショーの後、徒歩でホテルへ... の続きを読む
子供が小さな時はよく皆で旅行をしたものなのですが、大きくなるに従って、行きたい場所の違いが出てきたり、子供の方が友達付き合いを好むようになったりと、だんだん回数が減ってきて、家族旅行はほとんどしなくなりました。しかし、子供が大人になり、働くようになって初めて長旅をするようになり、楽しいひと時を送れるようになりました。親孝行の気持ちがとてもうれしく感動の旅になってます。お互いに友達と行くのとは全く違
子供が大人になって初めての家族旅行... の続きを読む
行楽の秋ということで、紅葉見物などにご家族でお出かけになられる方も多くいらっしゃるのではないかと思います。そこで必要なのが自動車ですが、みなさんはどのようなことを基準に車を選ばれていますか?家族旅行に乗る車といいますと、ミニバンが人気が高いのではないかと思います。子供とおじいちゃんおばあちゃんを入れると、5人乗りの普通車では全員乗ることができない場合もあります。最近では若い家族向けにミニバンなども
家族旅行と車選びについて... の続きを読む
東京は政治都市であり、経済都市であるが、巨大な観光都市でもある。その証拠に、戦前から遊覧バスが運行され、それが戦後、はとバスとなってますます発展した。今日、はとバスの名を知らない人は少ないだろう。それほど東京には見るべき名所や観光施設が豊富だし、街は日々、その姿を変えてきているので、見飽きることがない。では、東京でいま最も風景が変わりつつある場所といったら、どこになるだろうか。新宿や汐留、六本木、
激変する東京駅前... の続きを読む
LCCはいわゆる新興エアライン。発足の由来を各国政府にもつナショナルフラッグキャリアのような古参とは別の、比較的新しい航空会社のこと。このLCCの最初のモデルとなったのは、アメリカのサウスウェスト航空だ。1971年に設立された会社だが、1978年のアメリカ国内の規制緩和を追い風にして忽成艮した。サウスウェスト航空は、なぜ低価格を実現することができたのか?これまでのスタイルと違っていたのは、徹底した
サウスウエスト航空に見るLCCの仕組み... の続きを読む
世界の旅行ガイドの小型化傾向は、海外旅行そのものが手軽になったことや、旅行者の滞在日数が短くなったこと、それまでのガイドブックにはあまりにも使わない情報が多すぎたことにも起因しています。もちろん、ポケットに入って持ち運びに便利であることは言うまでもありません。面白いことに、『地球の歩き方』もポケット判が出されています。残念ながらバルセロナ版は出されていないので、ロンドン版を参考にしてみました。不思
世界の旅行ガイドの小型化傾向... の続きを読む
登山鉄道やケーブルカーで山頂にいってハイキングなどを楽しむときは、運行時189間や運行日は念入りにチェックしておくことだ。これらの山岳鉄道は、点検や修理のために運休することが多いし、夏季しか運行しない鉄道もある。また、シーズン中とシーズンオフでは運行時間に変動もある。天候にも左右されるので、晴れていても、強風が原因で運休する場合もある。とくに山頂にいったときは、最終便の確認をかならずすること。夏は
トレッキングでは花摘み厳禁... の続きを読む
どんなにスマートに誘われたとしても、よく考えた行動をとるにこしたことはありません。安全なように思われているハワイも、実は危険がいっぱいです。あの人込みのロイヤルハワイアンナショッピングセンター内でさえ、日本人がレイプされています。変な奴にはついていかないことです。ところでカラカウア通りは、茶色がかったロングに黒のキャップをかぶり、スパッツやショートパンツ、上から下までD&G、グッチ、プラダといった
安全だと思われているハワイも、実は危険がいっぱい... の続きを読む
各地のホテルマンだけでなく、当講座の受講生からの報告が多数入っています。たとえば横浜の受講生の例を見てみましょう(連載中のお手紙から)。「ハワイ島のBayClubのコンドミニアムで案内されたのが1階だったんですが、ここは2度目だったので最後の1泊だけでも2階にしてくれと頼んでおいたんです。そうしたら、なんと、次の日から2階に移れたんです。また、オアフのハイアットに泊まったきにも、部屋が気に入らない
気に入らないことがあったら、堂々と苦情を... の続きを読む
北九州地方では、駅の立ち食いで、かけそばを頼んでもカシワが少し入っていたりする。これも地方色の一種だろうか。立ち食いといえば、名古屋駅のきしめんスタンドも忘れられない存在である。北海道は宗谷本線音威子府駅の駅舎内待合室立ち食いそばの精白をしていない麺も絶品だ。山陽本線姫路駅の「えきそば」と称する、かんすいの入った生成り色の中華麺を和風のダシ汁で食べる、あの味も地方色の塊といえようか。ところで、18
駅の立ち食い屋さんにも地方色が溢れている... の続きを読む
宍道で木次線の一両だけのディーゼルカーを見るころには日も暮れ落ち、宍道湖が尽きた先の出雲平野の民家にはぽつぼつと灯がともっていた。私は窓ガラスに顔を押しつけ、外を凝視した。出雲平野の穀倉地帯に点々とある、四角に刈りこんだ築地松を巡らせた高雅なたたずまいの民家は、数々の神話や大和朝廷との対立の歴史とともに、出雲がただならぬ地であることを実感させてくれる大切なアイテム、と、私は勝手にそう思っているが、
神話に彩られた出雲平野を西進... の続きを読む
ディーゼルカーは先へと進む。平坦な田園風景の中を走っていく。このあたりは砺波平野と呼ばれているが、林に囲まれた農家が集合することなく、ぽつんぽつんと点在している。散居村といわれる集落形態であり、この地域の特徴でもある。また、ここはチューリップをはじめとするお花畑で名高いところだが、季節はずれのせいか、それらしい場所は車窓からは見つからない。丹念に停まる小さな駅のホームはそれぞれ花壇がつくられ、花の
線路の改良にはお金をかけないつもり... の続きを読む